2008年12月6日土曜日

MABOTAI

そうそう、先日見たかった映画「まぼろしの邪馬台国」を観に、オープンしたての「イオンモール筑紫野」に行ってきたよ。
平日だけどやはりオープンしたてと言う事でお客さんが一杯。
しかし、目を見張るテナントはほぼ皆無に等しく、非常に無駄な施設でした。
ほんとつまんないよ、あそこ。

っと、書いてしまいましたが、後日いろんな人が行ったみたいで話を聞いてるとそんなに悪くもないらしい。
特に女性目線からは。
撤回します。
すばらしい施設です。


それは良いとして、本題の「まぼろしの邪馬台国」。

オープン初日でワイワイガヤガヤしているイオンモール筑紫野なのに入場すると何と年配の男性一人!
上映始まっても全く人が入ってこずに、結局僕と一緒にいったKACKEYとその人だけ!
あんだけ人がウジャウジャいたのに3人だけだよ?
WALL・E」に全てのお客さんを持って行かれてる状況に唖然とした。
世の中の人間はこれを見ずに何を見るんだ、ばかたれが!っと。

ストーリーは主人公で盲目の宮崎康平(竹中直人)と、それを支える妻、和子(吉永小百合)が島原を舞台に邪馬台国を探し九州を二人で渡り歩くと言うもの。
結構勘違いしてる人が多いみたいだけど、これは邪馬台国を舞台にした映画ではありません。
夫婦愛の話です。

なんかね、「H☆S」を見た後だったので物凄く気持ちいいと言うか、これぞ映画のしきたり!って感じ。
島原が舞台で、昔の福岡の様子(路面電車があったころの花電車)とかもちょくちょく出てきたり、話し言葉が九州弁と言う事でスゴく親近感があって話にすぐに溶け込めた。
九州を二人で渡り歩くと書いたが、実際には物凄く断片的に表現されていて、全体的な尺を見てもそのシーンはストーリーの中核的な所なのにほんの少ししか描かれていない。
何と言うか、堤監督って人嫌らしい見せ方してくれんじゃねぇ〜かぁ〜っと言ったところ。
その甲斐があってか非常に夫婦愛が引き立ってるんだなこれが。
ほんと嫌らしいくらい。

とりあえず、「レッドクリフ」を見るのならば同じ三国志で魏志倭人伝にスポットを当てている「まぼろしの邪馬台国」の方が断然いい。
感動する話が単純に見たい方にももちろんオススメ。
しかし、普通の映画に飽き足りている方は全く向かない。
純粋に良い話で、何もかも決まりきってるが故につまらないかも知んない。

純粋に良い映画を観たかった僕は非常に満足出来る映画でしたよ。
星4つ

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