選挙権を持ってからというものの今までの選挙一度もサボったことはありません。
無類の選挙好きです。
選伝カー(名前がわからないので命名)が横切った際には手を振っちゃうほど。
そしたら必ず「ありがとうございます!」って言われるんだぁ~。
初めは選挙権を持ったことに嬉しさを覚え、銀色の金属の箱の中に突っ込むのが快感でした。
そして、選管の人たちに「こんな(しゃくれた)若者でも選挙来るんだ」的な同世代で選挙を行かない人たちを代表して選挙権を行使する勝手な使命感にも快感を覚える。
まぁ、何が書きたいかと言うとGEOにGacktのガンダムの主題歌を歌ったアルバムを返しに行った。
このアルバムは映画版Zガンダムの主題歌や、僕がカラオケで歌う確率の高い「哀・戦士」「めぐりあい」などがGacktの手によってリメイクされたりとガンダムファン&隠れGacktファンの僕にはたまらない内容で…
ってそんな事はどうでも良くて返すついでにちょっと前に話題になった「選挙」と言う映画を借りて先ほどまで観ていた。
内容は、ドキュメンタリーでナレーションも一切無し。
市議会議員補欠選挙で自民党公認の立候補者山内さんを選挙活動開始~開票までを永遠と記録した作品で、
なんとその尺が二時間。
きっとこの映画を見た人の70%近くが途中で寝てしまいたくなるであろう。
僕は眠たくなってはいたが結局最後までビシッと観た。
まぁ、何ていうか。
外国人にウケてる理由は分かった。
きっと、シーンの合間合間に満員電車の様子とか小学生がカメラ向けられた時の反応とか、カナリ日本人の生活ぶりや目上の人を立て舞う風習や文化みたいなものがわかりやすく挿入されている上で、「選挙」と言う題材が映画のメインになっている点だろう。
2008年1月22日火曜日
2008年1月21日月曜日
九重登山日記(後編) ~はじめての雲の上~
14日
●7:00
起床。
昨夜雪が降ったらしく、2cm程の薄い積雪があってビックリした。
食堂で朝ご飯を済まし、早々と出発の準備に取り掛かる。
休憩所でその日に一緒に泊まっていたおじさんおばさんやらに囲まれながらブーツを履いたり、スパッツを取り付けたりする。
歌手の芹洋子さんと言う方がいて、H君が大興奮。
彼に聞いて観ると、昨日ここに飾ってあった写真で彼女のことを知ったと言う。笑
昨夜からNHK大分のカメラクルーがいて、もしかしたら写ってるかもしれません。
でも大分しか見れません。
作ってもらったお弁当と九重連山Tシャツを買って出発。
●9:00
坊がつるの大船山登山口に到着。
キャンプ場にはテントを張って泊まっていた人が3組位いた。
いつかしてみてぇ~テント泊!
登山道は昨日昇った久住山周辺の荒廃した感じとは打って変わって、木々が追いしげり何度かヤブをかきわけるような場所もあった。
昨夜降った雪が溶けかけていてベチャベチャするところも沢山。
中腹から霜柱が見え始め、上の方は地面の小石の間に雪が敷き詰められ凍ってるような道になってきた。
●10:10
大船山避難小屋付近に到着。
ここまでくると曇の上まで来て、ちょっとあやしげだった天候も雲の上だから関係なく快晴!!
久しぶりに浴びた日の光、樹氷、霧氷、雲海、目の前に見える九重の山々。
抜群に気持ちが良い!
すぐ近くには火口があってボッコリへこんでいた。
そして、歩いてる途中火山活動してないはずなのにドォーン、ドォーンって聞こえる。
樹氷のトンネルを抜け、山頂に急ぐ。
●10:30
大船山山頂(1787m)到着。
雲海の上に浮かぶ1700m峰の九重の山々を眺めてtkc'Zが叫ぶ。
「富士山(3776m)どんだけデカイとや~~~~~!!」
360℃パノラマの素晴らしい景色を言葉にするかと思えばこのコメント。
そこかい!とツッコミたくなるが、よく考えるとほんとにそうだ。
富士山の事なんか頭に無かったのに、そこに気づかされた物凄い頭の下がるコメントでした。
電波があったので家族にメールしてみる。
下のほうの景色は雲海でわかんないけど、阿蘇山は煙が出ていたのでわかった。
朝に山荘で作ってもらったお弁当を大船山のイタダキでイタダク。
後から登ってきたおじさんに話しかけられた。
どうやらこの時期大船山の山頂でお弁当が食べれることは珍しいらしい。
普段は風が強かったりして、山頂は食べれる状況ではないそうだ。
中岳でも見たカワイイお地蔵さんみたいなのがまたあったのでパシリ。
誰かが置いたんだろうか。
11:20頃に下山開始。
途中わざとネイチャーロードを選び、ヤブこき。
カラビナにつけてたコンパスやナイフは無くすし、結構ヤバかった。
●12:20
行きがけに通った坊がつるキャンプ場で休憩。
炊事場があったのでそこでブーツやスパッツについた泥を落とす。
蛇口の近くにあった雑草に跳ねた水が溶けて凍り付いていた。
こうやって時間をかけて形成されるものは何か面白い。
自然は凄いよね。
●13:10
雨ヶ池に到着。
小さい頃に2回位きたことがあって懐かしかった。
しかし、こんな季節なので湿原の素晴らしさなんてものは感じられませんでした。
足元ぐちゃぐちゃだし。
帰りの登山道に長者原までの距離が書いてある案内板が数箇所あったんだけど、その案内表記の距離がカナリ適当。
「長者原まで1.0km」→「長者原まで1.0km」→「長者原まで1.1km」→「長者原まで0.8km」
明らかに進んでいるのに増えたときにはカナリ笑った。
●14:00
長者原九重登山口に到着。
長者原の売店まで3人で全速で走ってたらものの見事にすべり、背中にリュック背負ってるのでエコノミーシートで足を伸ばしているようなコケているとは思えない変な体勢に。
他の二人がゲラゲラ笑っているのをみて、苦笑いしていた長者原の観光客も笑ってくれました。
旅の最後にやっと人の温かみを知ることが出来ました。笑
タクシーで車を泊めている牧の戸登山口まで行き、帰宅。
楽しかったぜ~~!九重!
贅沢言ったら、もっと積もって快晴の時に行きたい。
なんだかんだでアイゼン一度も使わなかったしね。
次は霧島だ。
●7:00
起床。
昨夜雪が降ったらしく、2cm程の薄い積雪があってビックリした。
食堂で朝ご飯を済まし、早々と出発の準備に取り掛かる。
休憩所でその日に一緒に泊まっていたおじさんおばさんやらに囲まれながらブーツを履いたり、スパッツを取り付けたりする。
歌手の芹洋子さんと言う方がいて、H君が大興奮。
彼に聞いて観ると、昨日ここに飾ってあった写真で彼女のことを知ったと言う。笑
昨夜からNHK大分のカメラクルーがいて、もしかしたら写ってるかもしれません。
でも大分しか見れません。
作ってもらったお弁当と九重連山Tシャツを買って出発。
●9:00
坊がつるの大船山登山口に到着。
キャンプ場にはテントを張って泊まっていた人が3組位いた。
いつかしてみてぇ~テント泊!
登山道は昨日昇った久住山周辺の荒廃した感じとは打って変わって、木々が追いしげり何度かヤブをかきわけるような場所もあった。
昨夜降った雪が溶けかけていてベチャベチャするところも沢山。
中腹から霜柱が見え始め、上の方は地面の小石の間に雪が敷き詰められ凍ってるような道になってきた。
●10:10
大船山避難小屋付近に到着。
ここまでくると曇の上まで来て、ちょっとあやしげだった天候も雲の上だから関係なく快晴!!
久しぶりに浴びた日の光、樹氷、霧氷、雲海、目の前に見える九重の山々。
抜群に気持ちが良い!
すぐ近くには火口があってボッコリへこんでいた。
そして、歩いてる途中火山活動してないはずなのにドォーン、ドォーンって聞こえる。
樹氷のトンネルを抜け、山頂に急ぐ。
●10:30
大船山山頂(1787m)到着。
雲海の上に浮かぶ1700m峰の九重の山々を眺めてtkc'Zが叫ぶ。
「富士山(3776m)どんだけデカイとや~~~~~!!」
360℃パノラマの素晴らしい景色を言葉にするかと思えばこのコメント。
そこかい!とツッコミたくなるが、よく考えるとほんとにそうだ。
富士山の事なんか頭に無かったのに、そこに気づかされた物凄い頭の下がるコメントでした。
電波があったので家族にメールしてみる。
下のほうの景色は雲海でわかんないけど、阿蘇山は煙が出ていたのでわかった。
朝に山荘で作ってもらったお弁当を大船山のイタダキでイタダク。
後から登ってきたおじさんに話しかけられた。
どうやらこの時期大船山の山頂でお弁当が食べれることは珍しいらしい。
普段は風が強かったりして、山頂は食べれる状況ではないそうだ。
中岳でも見たカワイイお地蔵さんみたいなのがまたあったのでパシリ。
誰かが置いたんだろうか。
11:20頃に下山開始。
途中わざとネイチャーロードを選び、ヤブこき。
カラビナにつけてたコンパスやナイフは無くすし、結構ヤバかった。
●12:20
行きがけに通った坊がつるキャンプ場で休憩。
炊事場があったのでそこでブーツやスパッツについた泥を落とす。
蛇口の近くにあった雑草に跳ねた水が溶けて凍り付いていた。
こうやって時間をかけて形成されるものは何か面白い。
自然は凄いよね。
●13:10
雨ヶ池に到着。
小さい頃に2回位きたことがあって懐かしかった。
しかし、こんな季節なので湿原の素晴らしさなんてものは感じられませんでした。
足元ぐちゃぐちゃだし。
帰りの登山道に長者原までの距離が書いてある案内板が数箇所あったんだけど、その案内表記の距離がカナリ適当。
「長者原まで1.0km」→「長者原まで1.0km」→「長者原まで1.1km」→「長者原まで0.8km」
明らかに進んでいるのに増えたときにはカナリ笑った。
●14:00
長者原九重登山口に到着。
長者原の売店まで3人で全速で走ってたらものの見事にすべり、背中にリュック背負ってるのでエコノミーシートで足を伸ばしているようなコケているとは思えない変な体勢に。
他の二人がゲラゲラ笑っているのをみて、苦笑いしていた長者原の観光客も笑ってくれました。
旅の最後にやっと人の温かみを知ることが出来ました。笑
タクシーで車を泊めている牧の戸登山口まで行き、帰宅。
楽しかったぜ~~!九重!
贅沢言ったら、もっと積もって快晴の時に行きたい。
なんだかんだでアイゼン一度も使わなかったしね。
次は霧島だ。
2008年1月16日水曜日
九重登山日記(前編)~九州本土で一番高いところ~
13日
●4:30
春日市大谷3人組、前日に買った最後の買い物「モンベルのインナー」を着込み(ユニクロのヒートテックではさすがに限界があることに最近の山登りで気づいた為)、僕らの地元春日市を出発。
筑紫野I.C.から九重I.C.に向かう。
基山S.A.で噂をしていたGR氏にばったり会っちゃう。
途中のS.A.どこだったっけ)でETCの通勤割引に引っ掛けるため30分程休憩。
ずっとTV観てたんだけど、SHOPJAPANで発売中の「コア・リズム」に盛り上がってTVを見ながら腰をフリフリ実践!
●6:40
とうとう牧ノ戸峠登山口に到着。
外の気温は-2℃。
めちゃめちゃガス(霧)かかっていて周りの景色なんか全く見えない。
とりあえず、日が昇るのを待つため今度はゲキレンジャーを観る。
牧ノ戸の売店がなかなか開かないため、長者原まで戻った。
長者原の売店でおにぎりをおばちゃんに作ってもらい牧ノ戸まで戻る。
●8:45
牧ノ戸登山口(1333m)を出発。
天気予報通りの天候で曇り。
視野20mも無いガスの立ち込める登山道を進む。
この日までに本やネット、地図で九重のことはカナリ調べたがさすがにこのガスは怖かった。
途中から地面に霜柱が出来ていてジャリジャリと音を立てながら歩く。
霜柱が地面の小石とかを持ち上げて生えている様子にはちょっぴり感動した。
●10:00
久住山非難小屋に到着。
計画では星生山に登ってここに来る予定だったのに既に分岐を通り越すという大誤算。
ガスが凄くて分岐が全くわからなかった。
非難小屋はおじさんおばさんばかりで埋め尽くされていた。
糞や尿を分解して山に帰すという巷で話題の「バイオレットトイレ」は冬季中のため閉鎖。
僕のも分解してもらいたかった。
10分ほど休憩を取り出発。
●10:30
「天狗ヶ城」山頂(1780m)に到着。
はっきり言って、景色は皆無。
自分達が登ってた山がどんな形をしているかも不明。
石や枯れ木にへばりつく霧氷。
まるで業務用冷凍室もしくは氷の惑星にいる様な感覚。
そそくさと下り始め目指すは九州本土最高峰「中岳」へ!!
●10:50
九州本土最高峰「中岳」(1791m)山頂に到着!
皆さんが三連休の中日にちょっと遅く起きて「プファ~寝たりね~」っとあくびしているであろう時間に一番高いところに居ました。
しかも、山頂の気温-7℃!!
何枚着込めば良いんだろ?っと考えたあなた!
僕達インナーとアウターの二枚しか着ていません!
休憩で立ち止まった時にはもちろんミドルレイヤーにフリースなんか着ますよ。
この日のためにウェアを充填させていく上で気づいたことなんだけど、登山用のウェアはどのジャンルよりも最先端な繊維技術を真っ先に投入されている様でカナリ面白い。
ゴアッテクスやらミズノのブレスサーモ、ゴールドウィン(ノースフェイス)の光電子、メリノウール…
この前、シェルパ(登山用品店)に行ったら体温を常に37℃に保つインナーウェア(上下3万円)まで売ってあった。
長くなりそうなのでこの辺で。
「中岳」の山頂には焼き物で出来た可愛いお地蔵さんみたいなのがポツンと置いてあって面白かった。
九州で一番高いところに居るはずなのに全く下が見渡せないほどのガスであまり実感が湧かなかったのが本音。
●11:10
久住山、天狗ヶ城、中岳に囲まれるようにある火口湖「御池」に到着。
全面凍結までは行かないがカナリ凍っていた。
こんなところに来ると石を投げてみたくなる僕ら。
周りには石がゴロゴロあるんだけど、地面が凍っていてブーツで地面を蹴らないと小石さえも取れなかった。
んで石を投げてみる。
「ゴンッ!ゴン!ゴン!ゴン!サァー(氷をすべる音)」
肩の強いM氏はカナリ遠くまで飛ばしておりました。
その後、御池の周りを通り久住山を目指すがその途中に奇跡的に上空のガスが切れ、太陽の光が差し込む。
次第に御池の全体がはっきりと見えるようになり、先ほどの登った天狗ヶ城と中岳の全容も見えるようになった。
今まで一度も九重連峰の山々の全容を見たことが無く、一部であるが全容を見れた際には「はるばる遠くに来たものだ。あんな山登ったなんて何てバカなんだろう。」終始ニヤついてました。
●11:35
日本百名山「久住山」山頂(1787m)
またまたガスで覆われてしまい、あいかわらず景色は皆無。
日本百名山に選ばれている理由なんかこの状態では分かりっこない。
-5℃近い気温の中、少し長めの休憩をとる。
●12:10
久住山非難小屋に戻る。
さすがにお腹がすいたので寒さを凌げる非難小屋で昼食をとるつもりが、またまたおじさんやおばさん達で満員。
小休憩を取り、久住分れから北千里浜に向かい下る。
●12:30
北千里浜の分岐。
さすがにココまで標高が下がるとガスの層を抜け、遠くまでは見渡せるようになってきた。
荒れ果てた様子が西部劇や戦隊モノの戦闘シーンに出てきそうな感じだった。
●13:10
宿泊地「法華院温泉山荘」に到着。
北千里からココまでの道は岩がごつごつしていてカナリ険しい道のりだった。
Mr.Beerの異名をとるTYNEさんはすぐさまビールの自販機を見つけ一人だけ自慢げにビールを飲み干した。
14時からのチェックインなので朝長者原で作ってもらったおにぎりを食べつつ、時間を待つ。
●14:00
「法華院温泉山荘」にチェックイン。
ここは標高1303mの場所にあり、九州で最も標高の高い場所にある温泉で有名。
でも車で来ることは出来ません。
興味のある方は2、3時間の道程をがんばって歩いてきましょう。
当初の予定ではココから大船山に登る予定だったが、ガスまみれで精神的にもくたくただったので大船山は明日登ることにする。
温泉に入ったり、ビール飲んだりして過ごす。
●18:00
食堂での晩御飯。
一般的な家庭料理だが、こんな山の中では格別だ。
食堂にはテレビ、漫画や山の本、ギター、将棋などが沢山あってそれぞれ自分のしたいことをやってくつろいでいた。
H君は漫画「静かなるドン」にハマり、ずっと食堂から部屋に戻ってこない往生際の悪さ。
昔、怒りたまってmixiの日記にも書いたがその昔の彼女を思い出した。
●22:00
H君は食堂から帰ってくるとしばらくして熟睡。
それを起こそうとまるでお母さんが子守唄を歌うように、H君の顔の横で過去の法華院宿泊者の宿泊記念日誌を酔っ払った勢いで永遠と読むM氏。
どうやらここは間違いなく平和のようです。
(九重登山日記(後編)につづく…)
●4:30
春日市大谷3人組、前日に買った最後の買い物「モンベルのインナー」を着込み(ユニクロのヒートテックではさすがに限界があることに最近の山登りで気づいた為)、僕らの地元春日市を出発。
筑紫野I.C.から九重I.C.に向かう。
基山S.A.で噂をしていたGR氏にばったり会っちゃう。
途中のS.A.どこだったっけ)でETCの通勤割引に引っ掛けるため30分程休憩。
ずっとTV観てたんだけど、SHOPJAPANで発売中の「コア・リズム」に盛り上がってTVを見ながら腰をフリフリ実践!
●6:40
とうとう牧ノ戸峠登山口に到着。
外の気温は-2℃。
めちゃめちゃガス(霧)かかっていて周りの景色なんか全く見えない。
とりあえず、日が昇るのを待つため今度はゲキレンジャーを観る。
牧ノ戸の売店がなかなか開かないため、長者原まで戻った。
長者原の売店でおにぎりをおばちゃんに作ってもらい牧ノ戸まで戻る。
●8:45
天気予報通りの天候で曇り。
視野20mも無いガスの立ち込める登山道を進む。
この日までに本やネット、地図で九重のことはカナリ調べたがさすがにこのガスは怖かった。
途中から地面に霜柱が出来ていてジャリジャリと音を立てながら歩く。
霜柱が地面の小石とかを持ち上げて生えている様子にはちょっぴり感動した。
●10:00
久住山非難小屋に到着。
計画では星生山に登ってここに来る予定だったのに既に分岐を通り越すという大誤算。
ガスが凄くて分岐が全くわからなかった。
非難小屋はおじさんおばさんばかりで埋め尽くされていた。
糞や尿を分解して山に帰すという巷で話題の「バイオレットトイレ」は冬季中のため閉鎖。
僕のも分解してもらいたかった。
10分ほど休憩を取り出発。
●10:30
「天狗ヶ城」山頂(1780m)に到着。
はっきり言って、景色は皆無。
自分達が登ってた山がどんな形をしているかも不明。
石や枯れ木にへばりつく霧氷。
まるで業務用冷凍室もしくは氷の惑星にいる様な感覚。
そそくさと下り始め目指すは九州本土最高峰「中岳」へ!!
●10:50
九州本土最高峰「中岳」(1791m)山頂に到着!
皆さんが三連休の中日にちょっと遅く起きて「プファ~寝たりね~」っとあくびしているであろう時間に一番高いところに居ました。
しかも、山頂の気温-7℃!!
何枚着込めば良いんだろ?っと考えたあなた!
僕達インナーとアウターの二枚しか着ていません!
休憩で立ち止まった時にはもちろんミドルレイヤーにフリースなんか着ますよ。
この日のためにウェアを充填させていく上で気づいたことなんだけど、登山用のウェアはどのジャンルよりも最先端な繊維技術を真っ先に投入されている様でカナリ面白い。
ゴアッテクスやらミズノのブレスサーモ、ゴールドウィン(ノースフェイス)の光電子、メリノウール…
この前、シェルパ(登山用品店)に行ったら体温を常に37℃に保つインナーウェア(上下3万円)まで売ってあった。
長くなりそうなのでこの辺で。
「中岳」の山頂には焼き物で出来た可愛いお地蔵さんみたいなのがポツンと置いてあって面白かった。
九州で一番高いところに居るはずなのに全く下が見渡せないほどのガスであまり実感が湧かなかったのが本音。
●11:10
久住山、天狗ヶ城、中岳に囲まれるようにある火口湖「御池」に到着。
全面凍結までは行かないがカナリ凍っていた。
こんなところに来ると石を投げてみたくなる僕ら。
周りには石がゴロゴロあるんだけど、地面が凍っていてブーツで地面を蹴らないと小石さえも取れなかった。
んで石を投げてみる。
「ゴンッ!ゴン!ゴン!ゴン!サァー(氷をすべる音)」
肩の強いM氏はカナリ遠くまで飛ばしておりました。
その後、御池の周りを通り久住山を目指すがその途中に奇跡的に上空のガスが切れ、太陽の光が差し込む。
次第に御池の全体がはっきりと見えるようになり、先ほどの登った天狗ヶ城と中岳の全容も見えるようになった。
今まで一度も九重連峰の山々の全容を見たことが無く、一部であるが全容を見れた際には「はるばる遠くに来たものだ。あんな山登ったなんて何てバカなんだろう。」終始ニヤついてました。
●11:35
日本百名山「久住山」山頂(1787m)
またまたガスで覆われてしまい、あいかわらず景色は皆無。
日本百名山に選ばれている理由なんかこの状態では分かりっこない。
-5℃近い気温の中、少し長めの休憩をとる。
●12:10
久住山非難小屋に戻る。
さすがにお腹がすいたので寒さを凌げる非難小屋で昼食をとるつもりが、またまたおじさんやおばさん達で満員。
小休憩を取り、久住分れから北千里浜に向かい下る。
●12:30
北千里浜の分岐。
さすがにココまで標高が下がるとガスの層を抜け、遠くまでは見渡せるようになってきた。
荒れ果てた様子が西部劇や戦隊モノの戦闘シーンに出てきそうな感じだった。
●13:10
宿泊地「法華院温泉山荘」に到着。
北千里からココまでの道は岩がごつごつしていてカナリ険しい道のりだった。
Mr.Beerの異名をとるTYNEさんはすぐさまビールの自販機を見つけ一人だけ自慢げにビールを飲み干した。
14時からのチェックインなので朝長者原で作ってもらったおにぎりを食べつつ、時間を待つ。
●14:00
「法華院温泉山荘」にチェックイン。
ここは標高1303mの場所にあり、九州で最も標高の高い場所にある温泉で有名。
でも車で来ることは出来ません。
興味のある方は2、3時間の道程をがんばって歩いてきましょう。
当初の予定ではココから大船山に登る予定だったが、ガスまみれで精神的にもくたくただったので大船山は明日登ることにする。
温泉に入ったり、ビール飲んだりして過ごす。
●18:00
食堂での晩御飯。
一般的な家庭料理だが、こんな山の中では格別だ。
食堂にはテレビ、漫画や山の本、ギター、将棋などが沢山あってそれぞれ自分のしたいことをやってくつろいでいた。
H君は漫画「静かなるドン」にハマり、ずっと食堂から部屋に戻ってこない往生際の悪さ。
昔、怒りたまってmixiの日記にも書いたがその昔の彼女を思い出した。
●22:00
H君は食堂から帰ってくるとしばらくして熟睡。
それを起こそうとまるでお母さんが子守唄を歌うように、H君の顔の横で過去の法華院宿泊者の宿泊記念日誌を酔っ払った勢いで永遠と読むM氏。
どうやらここは間違いなく平和のようです。
(九重登山日記(後編)につづく…)
2008年1月10日木曜日
今年はじめての三郡縦走
今年初の三郡縦走。
「三郡縦走」とは以前に日記にも書きましたが、若杉山から宝満山までの約20kmに及ぶ尾根道を歩くやつです。
もちろん途中にある山を登ったり、下ったりもします。
橋本君のトレーニングもかねて行ってきましたが、普通に僕も疲れました。
若杉山山頂に向かう途中変なおじさんがついてきて山の歩き方を講じてくる。
登りながら話しかけてくるのでカナリうざい。
山の達人かと思いきや、山の中で歩きタバコを始め、しまいにはキャンプ場(若杉楽園)のゴミが乱雑しているところに火種を消さず飛距離のある吸殻のポイ捨て。
目の前でされて唖然としました。
山頂の手前で奥の院に立ち寄り、前回行ってなかった「はさみ岩」を通ってみる。
なかなか面白いところだった。
縦走路は正月に降った雪も無かったかのように消えてなくなり、たまに雪が残ってる箇所がポツンとあるくらいでした。
はやく久住行きてー!
2008年1月7日月曜日
学校がはじまる。
今日から補講期間が始まった。
今日は経済学の最後の授業があり、元旦の西日本新聞の一面に載っていた「第二キャナルにディズニーランド建設予定」の話題とテスト範囲の発表だけだった。
以前日記にも書いたがこの授業が結構面白くて、すきでね。
というか、ウチの大学は結構面白い授業や面白い先生が多い。
しかし、残念なことにそれに気づかない生徒ばかり。
駅のホームで電車を待っていたら、その先生に一言話しかけられた。
「よく授業聞いておられましたね。テストがんばってください。」
はぁ~。もっと話しとけばよかった。
大学生活も終わりに近づき、学びに対する後悔が今さらあふれ出しております。
今日は経済学の最後の授業があり、元旦の西日本新聞の一面に載っていた「第二キャナルにディズニーランド建設予定」の話題とテスト範囲の発表だけだった。
以前日記にも書いたがこの授業が結構面白くて、すきでね。
というか、ウチの大学は結構面白い授業や面白い先生が多い。
しかし、残念なことにそれに気づかない生徒ばかり。
駅のホームで電車を待っていたら、その先生に一言話しかけられた。
「よく授業聞いておられましたね。テストがんばってください。」
はぁ~。もっと話しとけばよかった。
大学生活も終わりに近づき、学びに対する後悔が今さらあふれ出しております。
2008年1月6日日曜日
英彦山を断念。立花山へ。
深夜3時、沖縄帰りの山口君と福岡県添田町に向かう。
宝満山で見れなかった初日の出を見に英彦山にいったんです。
今日は日の出見れるとワクワクしてたんですが車道凍結、道の両脇には30cmほどの積雪。
正月の寒波で雪が相当降ったらしく、福岡とは思えない光景。
とりあえず、何とか英彦山の駐車場に到着。
駐車場一面解けた雪で凍結。
今日登るかどうか話してるところに近くの売店の犬が寄ってくる。
とりあえず、英彦山神社に行ってみよう。
この犬が超かわいくて頭良くて、英彦山神社まで案内してくれた。
英彦山神社は参道の長い階段が有名(スロープカーがあるくらい)だが、その参道も積もった雪がちょっと溶けてツルツル。
登山靴でも普通にすべる。
案内してくれた犬は肉球が物凄く地面を噛んでいるのか知らないが全く滑らなかった。
神社に到着。
夜間登山、初めての英彦山、物凄い積雪、山口君アイゼン持ってない、などリスクが高すぎたため英彦山登山をあきらめる。
銅(かね)の鳥居を見て帰ろうと言うことで参道の下のほうまで行く。
さっきの案内犬がもちろん先導する。
何度も滑りながら銅の鳥居を見て駐車場にもどる。
駐車場で案内犬が物欲しそうにしていたが、人間の食べ物を犬あげない主義(家の犬にもあげたことない)の僕は何もあげないと言う冷酷な行動をとり福岡に帰る。
なんかあげれば良かった。今度行ったときに犬用クッキーでも持参しよう。
ラーメン食べたり、シェルパ行ったりして、立花山に登りに行く。
九産大から近いのに一度も登ったことが無かった立花山に初めて登った。
登山道を登ってると高校の頃に毎月一度登らされていた天拝山を思い出した。
山頂に到着。
立花山からの眺めは福岡市を一望でき非常に良かったが、目の前にドカーンと(負の遺産)アイランドシティが広がる様子には絶句。
毎年登っていくと香椎副都心計画の変容も垣間見れそうです。
その後、年配の登山者から勧められた隣の山「松尾山」「白岳」を縦走。
立花山の裏側は昔山城だった様子が分かる石垣の跡や、瓦などが落ちていてお城フェチな僕にはたまらない内容でした。
立花山に戻り、三日月山へ。
不服そうな顔ですが、低山登りもなかなか面白かった。
帰りはバイト終わって寝ずに来たので眠くてしょうがなく山口君の助手席で寝まくる。
家で風呂はいって、塩月宅で鍋。
あまりの疲労で、正座で座り、両手でカーペットに置いてあるダンベル握りながらテーブルに頭を置くという、昔の武士が謝っているような佇まいで寝ていたみたいです。
はぁ~。
おつかれさまでした!
最近CMで流れている曲が小学校の頃に家の車の中で流れていた曲で超気になっていたんですが、何の曲か分かりました。
「矢野顕子/春咲小紅」
分からなくて先日大貫妙子借りちゃった。
あそこらへんって、何も知らない僕らの年代はかぶるよね。
宝満山で見れなかった初日の出を見に英彦山にいったんです。
今日は日の出見れるとワクワクしてたんですが車道凍結、道の両脇には30cmほどの積雪。
正月の寒波で雪が相当降ったらしく、福岡とは思えない光景。
とりあえず、何とか英彦山の駐車場に到着。
駐車場一面解けた雪で凍結。
今日登るかどうか話してるところに近くの売店の犬が寄ってくる。
とりあえず、英彦山神社に行ってみよう。
この犬が超かわいくて頭良くて、英彦山神社まで案内してくれた。
英彦山神社は参道の長い階段が有名(スロープカーがあるくらい)だが、その参道も積もった雪がちょっと溶けてツルツル。
登山靴でも普通にすべる。
案内してくれた犬は肉球が物凄く地面を噛んでいるのか知らないが全く滑らなかった。
神社に到着。
夜間登山、初めての英彦山、物凄い積雪、山口君アイゼン持ってない、などリスクが高すぎたため英彦山登山をあきらめる。
銅(かね)の鳥居を見て帰ろうと言うことで参道の下のほうまで行く。
さっきの案内犬がもちろん先導する。
何度も滑りながら銅の鳥居を見て駐車場にもどる。
駐車場で案内犬が物欲しそうにしていたが、人間の食べ物を犬あげない主義(家の犬にもあげたことない)の僕は何もあげないと言う冷酷な行動をとり福岡に帰る。
なんかあげれば良かった。今度行ったときに犬用クッキーでも持参しよう。
ラーメン食べたり、シェルパ行ったりして、立花山に登りに行く。
九産大から近いのに一度も登ったことが無かった立花山に初めて登った。
登山道を登ってると高校の頃に毎月一度登らされていた天拝山を思い出した。
山頂に到着。
立花山からの眺めは福岡市を一望でき非常に良かったが、目の前にドカーンと(負の遺産)アイランドシティが広がる様子には絶句。
毎年登っていくと香椎副都心計画の変容も垣間見れそうです。
その後、年配の登山者から勧められた隣の山「松尾山」「白岳」を縦走。
立花山の裏側は昔山城だった様子が分かる石垣の跡や、瓦などが落ちていてお城フェチな僕にはたまらない内容でした。
立花山に戻り、三日月山へ。
不服そうな顔ですが、低山登りもなかなか面白かった。
帰りはバイト終わって寝ずに来たので眠くてしょうがなく山口君の助手席で寝まくる。
家で風呂はいって、塩月宅で鍋。
あまりの疲労で、正座で座り、両手でカーペットに置いてあるダンベル握りながらテーブルに頭を置くという、昔の武士が謝っているような佇まいで寝ていたみたいです。
はぁ~。
おつかれさまでした!
最近CMで流れている曲が小学校の頃に家の車の中で流れていた曲で超気になっていたんですが、何の曲か分かりました。
「矢野顕子/春咲小紅」
分からなくて先日大貫妙子借りちゃった。
あそこらへんって、何も知らない僕らの年代はかぶるよね。
2008年1月2日水曜日
2008年、山に生きる。
「山に生きる。」
これが今年の今後の大きなテーマとなりそうです。
あけましておめでとうございます。
昨夜は12時過ぎに竈戸神社に到着。
竈戸神社で参拝を終え、太宰府天満宮まで無料送迎バスが出ていたので天満宮へ。
天満宮では参拝はせず、雰囲気を楽しむ。
そして俺は天満宮よりも筥崎宮の方が好きだ。
3時半頃に待機していた竈戸神社を出発。
ヘッドライトの明かりを頼りに計画通り宝満山に登ってきた。
積雪は山頂付近でも10cmもなかったが薄い雪の層が凍結していて非常に滑りやすい状態だった。
5時過ぎに山頂について、-4℃の気温の中で初日の出の時刻7時20分まで約二時間の待ちぼうけ。
かなり強い吹雪や風が吹く中、岩陰に隠れインナーダウンやフリースを着込んだり、湯を沸かしてコーヒー飲んだりと寒さをしのぐ。
身体は寒くなかったが、さすがに足の指先はコチコチだった。
山頂に着いたときは10人くらいしか人が居なかったが徐々に人が増える。
結構大学生の悪ノリ的な普通の格好で山頂まで登ってきている人がポツポツいて、カップルできてた女の子とか正直かわいそうだった。
7時20分。
予想通り悪天候で初日の出見れず。
下りはアイゼンを装着。
アイゼン装着時の歩き方などを確かめながら下山する。
アイゼンはカナリ重要だった。
下山後、竈戸神社近くの都久志の湯で身体の冷えを温める。
アンクラスの自販機があり驚くが、よくよく考えてみるとこの温泉、スポンサー様だった。笑
tkc'Zの車の中でKool & The Gangの名曲「Get Down On It」を「下山終え~♪下山終え~♪」と替え歌しながら家から近所のジョイフルで飯食って帰宅。
夕方まで爆睡後、バイトへ。
なんか年々、歳をとるごとに正月感がなくなってきた。
小学校の頃は年賀状とお年玉が何よりも楽しみで、朝おきて郵便やさんがポストに年賀状を持ってくるのを楽しみに待っていたものだ。
ポストにハガキがきたら、靴をつっかけて取りに行き、リビングで家族の宛名の通り仕分けるのが何よりも楽しかった。
もちろん、父親の枚数がダントツに多い。
そして兄弟で年賀状の枚数比べあったり。
そんな正月感どこ行ったんだろ。
年賀状なんかショップのDMくらいしか来ないし。
まぁ、何だかんだ行って自分が年賀状書かないもんね。
じゃ、あけおめメールで!
ってそんなこともしないし。
そして、携帯の電話番号やアドレスばかりが蔓延している時代。
個人情報がどうたらこうたらで同じクラスでも公開されず、友達の住所すらしらない。
なんとも面倒くさい時代になりましたな。
みなさん住所教えてください。
会った時にでも。
来年は正月感を味わう為にも年賀状書いてみようか思います!
何だかんだ行って、ここ数年間で一番の年明けを迎えることが出来た。
今年は貯蓄の年だ。
お金も体力も技術も。
まずはコツコツと体力づくりに励みます。
おい、登山口。
はやく沖縄から帰ってこいよ。
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